「フリーランスになりたいけど、営業ができない…」これは独立を迷っている方の悩みトップ3に入るのではないでしょうか。元SEだと営業経験がないという方がほとんどだと思います。
ご安心ください。フリーランスの営業は「テレアポやDM」ではありません。むしろ「自分を知ってもらう活動」に近いものです。テレアポを一度もしなくても仕事は取れます。
この記事では、営業が苦手でもフリーランスとして仕事を取り続ける方法を紹介していきます。
フリーランスの営業は「売り込み」じゃない
営業と聞くとゴリゴリの売り込みをイメージするかもしれませんが、フリーランスの営業はそうではありません。大切なのは「この人に仕事を頼みたい」と思ってもらえるように、普段から存在感を出しておくことです。
勉強会に参加する、SNSで発信する、既存のクライアントに丁寧に対応する。これだけで十分に営業になります。

具体的な営業方法6選
1. SNS発信で認知を広げる
Twitterやnote、LinkedInで日々の学びや技術ネタを発信しましょう。いきなりバズる必要はなく、コツコツ続けることが大切です。フォロワー500人くらいから、DMで仕事の相談が来るようになります。
週3~4回くらい技術系のツイートをしていると、そこからの案件獲得が年に3~4件ほどあります。相手もスキルをわかった上で声をかけてくれるため、マッチングの精度が高いのが特徴です。案件獲得の具体的な方法は以下の記事で詳しく解説しています。

2. ポートフォリオサイトを作る
自分の実績・スキル・得意分野をまとめたWebサイトです。営業せずに24時間働いてくれる「自動営業マン」のような存在になります。
ポートフォリオサイトに最低限載せるべき内容はこれ!
- 自己紹介と経歴
- スキルセット
- 制作実績(守秘義務があるものは概要だけでOK)
- お問い合わせフォーム
3. 勉強会・交流会に参加する
connpassやPeatixで開催されている技術系の勉強会やフリーランス交流会に参加しましょう。リアルで会って話すことで信頼関係が生まれ、後から仕事の相談が来ることもあります。
月に1~2回は何かしらのイベントに参加するのがおすすめです。名刺交換して終わりではなく、後日メールやSNSでつながるのがポイントです。
4. 紹介をお願いする
既存のクライアントや知り合いに「もし周りで困っている人がいたら紹介してください」と伝えておきましょう。ガツガツした感じではなく、さりげなく言っておくだけで十分です。
紹介案件は信頼のバトンが引き継がれるため、成約率が非常に高いのが特徴です。成約率90%以上ということも珍しくありません。
5. ブログ・メディアで専門性を発信する
技術ブログを書いたり、QiitaやZennに記事を投稿しましょう。SEOで検索上位に表示されれば、記事経由で問い合わせが来ることもあります。即効性はありませんが、長期的に効く営業方法です。
6. 既存クライアントへのアップセル
今の案件の延長や、別の業務を提案するのも立派な営業です。「この部分も改善できますよ」「こんなことも対応できますが、いかがですか?」と提案するだけで構いません。新規を取るより既存クライアントの仕事を広げる方が圧倒的に楽ですし、単価も上がりやすくなります。案件獲得の具体的な方法は以下の記事で詳しく解説しています。





営業が苦手な人向けのマインドセット
営業=「助ける」と考える
営業は「売り込む」のではなく「困っている人を助ける」ことです。クライアントはWebサイトを作りたい、システムを改善したいなど、何かの課題を持っています。その課題を解決するのが自分の仕事だと考えると、営業へのハードルがグッと下がります。
完璧を求めない
「もっと実績を積んでから…」と思っていると、いつまでも営業を始められません。今のスキルでできる案件は必ずあります。まずは動くことが大切です。
断られても気にしない
提案して断られるのは普通のことです。10件提案して2~3件決まれば上出来です。「合わない案件を断った」と前向きに捉えていきましょう。
安すぎる単価の案件を受けすぎると、忙しいのに稼げないという悪循環に陥るよ。自分の最低単価を決めて、それを下回る案件は丁重にお断りする勇気も大事です。
営業を仕組み化する方法
毎回ゼロから営業するのは疲れるので、仕組み化して効率よく回しましょう。
- 週1回:SNSで有益な情報を発信する
- 月1回:ポートフォリオを更新する
- 月1回:イベントや交流会に参加する
- 案件完了時:クライアントにお礼+紹介のお願いをする
- 四半期に1回:エージェントの担当者と面談する
これをルーティンにしてしまえば、意識しなくても営業が回り続けます。Wantedlyや紹介経由で安定的に案件が来るようになります。


よくある質問(Q&A)
Q. 営業経験ゼロでもフリーランスはやっていける?
A. やっていけます。テレアポや飛び込み営業の経験は一切不要です。SNS発信、紹介、既存クライアントへの提案。この3つだけでも十分に仕事は回ります。
Q. SNSのフォロワーが少なくても効果ある?
A. フォロワー数より内容の質が大切です。500人でも、専門性の高い情報を発信していれば仕事の相談は来ます。まずは自分の専門分野の情報を週2~3回発信するところから始めてみてください。直接契約のメリットと注意点は以下の記事で解説しています。



Q. 営業にどのくらい時間をかけるべき?
A. 全体の10~20%くらいが目安です。週5日のうち半日~1日を営業活動に充てるイメージです。仕組み化できれば、もっと少ない時間で回せるようになります。
Q. エージェントだけで食べていくのはダメ?
A. 最初はそれで問題ありません。ただしエージェントのマージン(10~25%)を長期的に払い続けるのはもったいないので、徐々に直接契約の割合を増やしていくのがおすすめです。
まとめ:営業は「日常の延長」でできる
フリーランスの営業はテレアポや飛び込みではありません。普段の情報発信、人との交流、丁寧な仕事。これがすべて「営業」になります。
大切なのは継続することです。1回やって結果が出なくても、3ヶ月、半年と続けていれば効果が出てきやすくなります。営業が苦手でもフリーランスはやっていけます。自分に合ったやり方を見つけて、コツコツ続けていきましょう。

